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スペシャル対談 第4回

嶋田雄介: うーん。そうですね。私は、勉強は基本的に自分でやるものだと思っています。ただ、「ここが分からない」という細かい疑問に対して質問できる人がいるのは、とてもよいと思います。

 

勉強のレベルが上がっていくと親ではわからない問題も出てきますから、そういう点で、東大生といったお兄さん・お姉さんが勉強を教えてくれる機会があるというのは、助かると思います。ただ、「全体的な勉強の仕方」を他人から教わるというのはどうかと思っていて、自分で考えてやってみたらと思います。

 

鈴木淳: なるほど。とはいえ、嶋田君が小学校1 年生のころを考えると、自分でひとりできるということは必ずしもなかったと思うんですね。そこではお母さんが強制力をもって漢字を教えるということを一生懸命にやったから、日本の小学校にもどっても大丈夫だったということだったと思いますので、必ずしも勉強は自分でやればいいという世界ではないと思いますよ。特に年齢的に小さいときはね。

嶋田雄介: そうですね。

 

鈴木淳: 海外にいたころに、勉強するときに気を付けていたことはありましたか?

 

嶋田雄介: 常に、「日本ではこんな勉強をやっているんだ。本来であれば、このレベルまでできていなければいけないんだ」ということを意識しながら勉強することですかね。

 

やはり、海外にいると勉強の目指すレベルがわからなくなると思うんですよ。進度も違いますし、内容もレベルも受ける教科も違いますので。日本に帰国することがあらかじめ分かっていましたので、最終的に到達すべき日本の教育のレベルを把握し、そこまではできていなきゃいけないな、ということをいつも考えながら勉強していました。

 

もうひとつ勉強の時に考えていたことは、オーストラリアのクラスメートとは違うことを追加で勉強しなきゃいけませんので、周りに流されず、自分の計画をきっちり持って、そのプランに沿って勉強しなくてはならないということでした。これは重要かなと思います。

 

鈴木淳: 聖光学院から教材をおくってもらって、それをもとに勉強するということはやろうと思えばできたんですか?

 

嶋田雄介: そうですね。中1の時の担任から、期末試験の問題だけは送ってもらうようにしていて、今日本の学校では、どんな勉強をしているのか、ということは確認するようにはしていて、だんだん日本の勉強のレベルが上がってくるにつれて、問題が解けなくなっていくんですけど、問題に目を通すようにはしていました。


鈴木淳: そういった日本から送られてくる問題を解くことができない息子の姿を見ても、お父さんお母さんはなにも言わなかったわけですか?

 

 

嶋田雄介: はい、自分の人生だから好きにしなさいって言われましたね。

 

鈴木淳: それは恵まれていましたね。

 

嶋田雄介: はい、本当に親には感謝しています。

 

鈴木淳: 実は、東大ダイレクトは小学校低学年の子供たちも対象に指導していまして、実際に漢字を覚えるのが苦手というお子さんが多いんですね。そういう子供達の漢字の習得に対してお兄さんお姉さんが介在していくということをやっていくとよいと思うんですね。

     

そして、東大生と接することで東京大学に対しても親しみを持つようになってもらい、自然と東大を目指してみようかなと思う子供も増える可能性も高まるのではないかという副次的な効果も狙っているんですけどね。

 

結果的に、嶋田君は東京大学に一般受験で合格して、東大に通っているわけですが、帰国してから、猛勉強したと思うんですね。その辺りについて教えていただいていいですか?

 

嶋田雄介: 日本で通っていた学校が、進学校ということで周りのレベルが高く、帰国して周りより自分は勉強できないというのはショックでしたね。私は負けず嫌いなものですから、頑張ってやろうと思って、まず数学を高いレベルにまであげたいと親に頼んで塾にいかせてもらいました。徐々に周りのレベルに追いついていき、高校1 年生の時に頑張って順位を上げて、高校2 年生の時に選抜クラスに入ることが出来ました。

 

帰国子女であってよかったのは、中高一貫校は中学3 年生と高校1 年生で大抵「中だるみ」するんですが、私の場合、最下位からスタートしたので、「中だるみ」する暇もなかったんですね。皆がだれている期間に集中して勉強することができたので追いつくことができ、皆が受験に向けて再び頑張りだした高2高3 のときに一緒に波に乗ることが出来ました。特に私の通っていた学校は中学校の低学年のころに非常に多くの宿題を課す学校だったので、周りの皆は宿題をこなすのに正直疲れ切っていましたので、そこをスキップできた私はラッキーでした。

 

鈴木淳: 最初に宿題漬けにされるところで、オーストラリアで過ごし、異文化の中で苦労しながらも楽しんで、皆が勉強に対してだれている頃に帰国して、頑張って追いつくことができたということですね。

 

 

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