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スペシャル対談 第5回

鈴木淳: なるほど。実際に東大に入ってみてどう?楽しい?

 

中村榛香: 楽しいけど、勉強は大変だなって思います。大変だけど、自分が頑張ってないので、親に申し訳ないです。

 

鈴木淳: やっぱり頑張り屋さんだ(笑)。

 

中村榛香: ホントですか。頑張っていた記憶は高校までしかないですけど(笑)。

 

鈴木淳: 話は変わるけど、将来はどんなことやってみたいの?

 

中村榛香: 今はあんまり将来の夢はなくて、以前はインテリアデザイナーになりたいと思っていました。でも現実的ではないので、とりあえず、お金を稼いで、自分の家を建てて、その家を自分でインテリアデザインできたらいいなって思っています。仕事は嫌でやめたくならない程度ならなんでもいいって思っています。

 

鈴木淳: 今でもそう思うの?

 

中村榛香: そうですね。でも仕事としてどうなのかなって思って。

 

鈴木淳: どういうこと?

 

中村榛香: 楽しそうだけど、マーケティングというものを目指して企業に入社してもマーケティングをやらせてもらえるかどうかわからないので、仕事としてどうなのかなって今は考えています。

                 


 

鈴木淳: そんなことないよ。今は、自分でブランドを立ち上げたり、既存のブランドを再生させたりするプロジェクトを手がけて、小さなブティックを作って、社員の数が15、6人ぐらいの会社を経営している人たちも大勢いるよ。 ネット社会の前は、小さな組織には、自分がいることを知らしめる手段があまりなかったから、世間に認められるのが難しく、自分たちのネットワークだけでやるしかなかったわけだけど、今はネット社会で、何かいい仕事をして、ネット上で認められた瞬間に全然お金をかけなくても多くの人に知られるようになるわけだから、私はこういうことがやりたいですっていう意思を持っていれば、仕事はできるし、自分で稼いで食べていくことも可能性として十分ありえるよ。だから、マーケティングをやりたくて、マーケティングとしてのキャリアを積んでくつもりなら、社会人1年目からその道を進むことはできる。 話は変わるけど、東大ダイレクトは、昔の中村さんみたいに海外に住む日本人の小学生・中学生を教えているけど、中村さんが東大ダイレクトのサービスを利用したいなって思う時はどんな時だったと思いますか?

             

 

中村榛香: 私は日本語も英語も両方勉強していたので良かったですが、やっぱり、自分だけの力だと、「英語だけ」とか「日本語だけ」とか、どちらかに傾いちゃう海外子女もいると思うので、もし、「日本語の価値」とか深いところを教えてくれるサービスがあったら救われる海外子女は少なくないと思います。

 

鈴木淳: やっぱり、海外に出た人はアイデンティティーを失ってしまう可能性が高いわけだよね。アメリカ人でもないし、日本人でもないみたいになってしまって、存在が危うくなる可能性がある。 僕はそういう子供たちに日本とのつながりを確実に持たせたいと思っています。夏休みとかは東大生が生徒たちの住んでいる国に行くとか、色々な交流の図り方はあると思います。

             

中村榛香: いいですね。私もチューターになって、行きたいです。シカゴ周りなら大丈夫です。でも、ヨーロッパの方も行ってみたいです。

 

鈴木淳: じゃあ、そういった話があったら中村さんに声をかけたいと思います(笑)。ちなみにヨーロッパならどこに行きたいの?

 

中村榛香: フランスとベルギーには行ったことがあるので他ならどこでも。大学受験の際に駿台国際という塾に通っていて、そこでヨーロッパからの帰国子女に会いましたが、やっぱり、アメリカとヨーロッパは違いましたね。アメリカの帰国子女はなんとか日本語と英語の両方を話せるなって印象でしたが、ヨーロッパの帰国子女の子は、現地の高校で日本語という授業が取れて、IBというテストも受けるので、ヨーロッパから帰ってきた子はみんな日本語が上手でショックでした。アメリカから帰国した人は英語ばかり上手で、日本語は微妙な人が多くて、単語とかもすぐ出てこないのに対して、ヨーロッパから帰国した子は日本語も英語もちゃんと話せるし、ヨーロッパの生活が長い子はイタリア語とかの現地の言語もしゃべれるので、アメリカは不利だなって思いました。

 

鈴木淳: ヨーロッパの子も東大受けたの?

 

中村榛香: そうですね。イギリス、フランス、ドイツなどが多かったですね。そういった子はみんな日本語が上手だったので、私は不安でした。同じ帰国子女といっても他の帰国子女の子は日本語も上手だし、勉強も頑張っているので、帰国子女の中での差があって、一般入試で受けた人たちには帰国子女はすごいと言われますが、私はそんなにすごくないので…

 

鈴木淳: 大丈夫。それはたいした問題じゃないよ。楽しく過ごすことが一番大事だと思うよ。

 

中村榛香: そうですよね。最初、一般の人は一生懸命勉強して入ってきたのに対して、帰国子女は英語だけを武器に横から入学してきたみたいな感じで下に見られるんじゃないかなって思っていたのですが、そんなことを深く考えず気楽に過ごしていたら、周りもそんな目で私を見ていないことがわかって毎日の生活が楽しくなりました。

     

鈴木淳: ぜひこれからも楽しい学生生活を満喫して欲しいと思います。中村さん、本日は忙しい中。貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

 

中村榛香: こちらこそありがとうございます。

 

東大ダイレクト

 インタビューを終えて

 

生まれてから大学に入学するまでの時間の大半をアメリカで過ごし、日本語と英語の勉強の両立をしてきた中村さん。負けず嫌いで頑張り屋さんの中村さんだからこそできたのだと感じました。


そして、中村さんが好きなことをできるように何でも挑戦できる環境を整えていたお母様の教育方針のおかげもあり、中村さんは、アメリカの地で日本人としてのアイデンティティーを失わずに過ごせたのだと思います。


私は、日本人の海外子女の子供たちにとって大切なのは、子供たちと日本とのつながりを確実に持たせることだと思っておりますが、中村さんの話を伺って、その思いを強くするとともに、「東大ダイレクト」の重要性を再認識し、インタビューを終えました。


(東大ダイレクト代表 鈴木 淳)

 

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