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「哲学を持っていますか?」


「ナチス幹部としてユダヤ人の大量虐殺を指揮したアイヒマン。彼の所業は恐ろしく残酷で、人間の仕業とは思えないが、実際この目で見るアイヒマンは単なるしょぼくれた小市民でしかなかった。」

「アイヒマンはどこにでもいる普通の男だった。彼は家庭ではよき夫であり、よき父親でもあった。」

「ただ、アイヒマンは少しだけ出世欲が旺盛で、自分なりの哲学を持っていなかった。それだけのことなのだ」

これはドイツ生まれの米国思想家であるハンナ・アーレントがアイヒマンのエルサレム裁判を傍聴したときに残したコメントです。

「アイヒマンはナチスにおいて出世を果たす為に、ユダヤ人の大量虐殺を実行しただけのことであり、それはアイヒマンだけが有する何か特別な「残忍さ」や「非情さ」や「狂気」と言ったものとは少し違うのではないか。。。」

「彼だけが特別だと誰が言えるだろうか?彼のように自らの「欲」を満たすために思考停止に陥ったまま人生を送り、行動している人間はこの世に大勢いるのではないか?」

アーレントのメッセージは私たちに強烈な問いを突きつけています

先のブログで、私は「人間」と「動物」を分けるものについて触れました。

「自分なりに考え、自分なりの哲学で以って、選択し、行動する」

このことこそ、人間が人間である所以に他ならない。

私は心からそう思うのです。

そして、東大ダイレクトで学ぶ世界中の子どもたちには、日本語学習に加え、こういったことも強く伝えていきたいと考えています。


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