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ノーベル賞は通過点に過ぎない


このたびノーベル賞の受賞が決まった山中伸弥京大教授とその研究を特集したテレビ番組を見ました。

この番組では、受賞理由となった「iPS細胞」の説明だけでなく、これまでの山中教授の歩んできた人生を織り交ぜながら、かなり濃い内容となっていました。

当初、整形外科医を目指しながら、手術が「へたくそ」で、普通の医師が20分で終了する作業が2時間も掛ったりするところから、周囲の医師たちからは「山中」ならぬ「邪魔中」とからかわれて、挫折し、外科医の道を諦めて研究者としての道を選んだとか。。。

研究者の道を選んだのはいいが、誰も学生がスタッフとして来てくれず、苦労して集めた学生たちは僅か3名で、その3名全員が研究のイロハも知らない、殆ど「素人」だったとか。。。

ブログのネタとなりそうなエピソードが満載の番組で、私は思わず、見入ってしまいました。

そのなかで、最後に山中教授が語った言葉がとても印象的だったので、紹介したいと思います。

それは

「ノーベル賞は単なる通過点に過ぎない」

という言葉です。

そのとき、私は山中教授が異例のスピードと若さで科学者にとって世界最高の栄誉とされる賞を受賞することになった理由が分かったような気がしたのでした。

そして、もし、山中教授がノーベル賞を受賞することをゴールに研究をしていたら、きっと永遠にノーベル賞を受賞することはなかっただろう、そんな気もしました。

こんなエピソードがあります。

子供たち数名を集めて、5円玉を机の上に立たせる遊びを行ったところ、全員が失敗したそうです。何回か挑戦しましたが、5円玉を立たすのは意外と難しく、どうしても立たない。最後には諦めてしまったそうです。

次に、同じ子供たちを再度集めて、今度は5円玉をさっきと同じ机に立たせ、そのあと、更に5円玉の真ん中の穴に糸を通す遊びをやらせてみたそうです。

するとどうでしょう、今度は最初のときとは打って変わって、殆どの子供たちが5円玉を立たせることに成功したというのです。

「ゴールだと意識すると緊張して達成できないけど、ゴールをその先に設定し、単なる通過点だと位置づけ、理解した瞬間に、それができるようになる。」

そんなことを感じさせるエピソードです。

私は、自分がごきげんな人生を送るために覚えておくとよいことを幾つかメモしています。

そのなかに、

「ゴールは常に高く設定する」

というのがあります。

山中教授にとってゴールとは、「自分の研究によって多くの患者を救うこと」で、決してノーベル賞を受賞することではなかったのです。

「ゴールは常に高く」

このことを改めて胸に誓った、大変良い番組でした。

 

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