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選挙に思うこと


いよいよ東日本大震災以降、初の国政大選挙がやってきます。

2大政党を目指すはずが、蓋をあけてみたら、全く逆の現象が起きてしまって、ミニ政党が入り乱れた「ミニ多数政党」状態です。小選挙区の導入を検討し、実施した方々にしてみれば、「こんなはずじゃなかった・・・」と、さぞ悔しい気持ちでしょうね。

投票日はまだ1週間先ですが、私は、選挙が終わるたびに、ため息をつくことがあります。

それは、投票率の低さです。

衆議院議員総選挙を例に見てみると、ざっと以下の通りになります。
第40回(93年7月) 67%
第41回(96年10月)60%
第42回(00年6月) 62%
第43回(03年11月)60%
第44回(05年9月) 68%
第45回(09年8月) 69%

海外に目を向けると、イギリスやフランスは日本と同程度の投票率ですが、ドイツは投票率80%を超えています。

「イギリスやフランスと同程度なら、仕方ないか。。。」

そんな低い目線で終わらせることができない重要なテーマだと思うのは私だけでしょうか?

私は目線はあくまで高く、ドイツ並みに80%の投票率を目指すべきだと考えています。

なぜなら、選挙こそ、民主主義の根幹だからです。

実は、もっと気になることがあります。

それは、世代間で見た投票率の状況です。

第45回衆議院議員総選挙を例に取ってみます。

20歳代の投票率⇒49.45%
60歳代の投票率⇒84.15%

30歳代の投票率⇒63.87%
50歳代の投票率⇒79.69%

若い世代の投票率が圧倒的に低いのです。

そして、少子化により、世代を構成する人数が若い世代の方が少ないことを考えると、その差はもっと大きなインパクトを持ってくることになります。

一説によると、50歳代、60歳代の選挙で投票する有権者の人数と同じ数の20歳代、30歳代の有権者が投票するとすると、そのときの投票率は90%を超えることになるという計算もあるくらいです。

政治家は選挙で投票する有権者をまず頭に浮かべます。

選挙で選ばれることを考えれば、これは極めて合理的であり、そのことで政治家を責めるわけにはいかないでしょう。

昨今、「高齢者重視」の施策見直しが中々進まない原因もここにあると考えれば、納得いくのではないでしょうか。

少子化、高齢化に伴って発生したわが国の人口構成の「歪み」は、民主主義の根幹である「選挙」を通じて、確実に政治にも「歪み」をもたらしています。

では、何が必要なのか?

私はそれこそ、教育の出番だと思うのです。

特に小学校教育です。

小学校でこの社会を成り立たせている「選挙」の大切さ、そして「投票」することは、食事をするのと同じくらい「当たり前」のことだと徹底的に教え込むことです。

朝起きたら、「おはよう」と言うくらい当たり前のことだと教えるのです。

誰かにあったら、「こんにちわ」と言うくらい当たり前のことだと教えるのです。

帰宅したら「ただいま」と言うくらい当たり前のことだと教えるのです。

掛け算を暗記するのと同じで、選挙権を持つようになったら、必ず選挙に行って、投票するということを「暗記」すればよいと思います。

「じゃあ、誰に投票すればいいの?」

「この社会をもっとよい社会にするにはどんなことが必要なの?」

子どもたちは、自然と次のレベルに意識を向け、自ら考え、学習していくことでしょう。

私は、その先に、わが国の新しい姿があると信じています。

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