管理画面用ナビゲーション

オーストリア現地校の英語の勉強について

父の海外赴任によって、私がオーストリアの現地校に通うことになって、驚いたことはもちろん、沢山あったのですが、英語の授業もその一つでした。

 

オーストリアでは日本の小学校4年生の時点から英語教育がスタートするのですが、

This is a pen.

Do you like this book.

とか短いセンテンスを学ぶことから始める日本とは異なり、いきなり、長文から入るのです。

 

ですから、始めたばかりのオーストリアの子どもたちは、英文を読み下すところから始めることになります。

 

そして、文法は殆ど学ぶことがありません。

 

正に「生きた言葉」として、英語を学ぶことからスタートするわけです。

 

では、試験はどのようなものかと言うと、これがまた面白いのです。

 

なんと、白紙のノートに、その場で先生が指定した教科書に掲載された長文を全部書かせるというのが試験でした。

 

ですから、問題は、

「One day, an old man was walking down the country road..........」

で終わり。

 

生徒は、その続きの文章をendingまで書くのです。ページ数にして3ページくらいびっしり。単語数だと1万単語はあるでしょうか。

 

要するに、ナマの英長文を全部丸暗記して、それを書くという試験なのでした。

 

中学1年の1学期だけ、麻布中学に通い、英語のテストを中間・期末と2回受けた私としては、本当に面食らいましたし、最初はこんな試験問題が出るとは思いもよらなかったので、全く回答できず、0点に近い点数だったのを覚えています。

 

このように英語を「ナマの言語」として身につけて育ったオーストリア人の子供たちは、英語を話すのも、聞くのも、書くのも、大変得意です。

 

オーストリアを訪ねる外国人旅行者の多くが、英語さえ出来れば、言葉に不自由することは余りないのはこういう理由からです。

 

日本の英語教育もこういったオーストリアに近いかたちで行われるようになっては来ていますが、あの試験のやり方を真似するところまで行くのはまだまだ先のことではないかと思います。

 

ページのトップへ → お申し込みの流れ   → 会社概要   → 塾長挨拶   → 各国対応時間   → 特定商取引法   → プライバシーポリシー